ITICについて
ITICは1979年に成立して以来、世界各地でベンチャー事業に120億台湾元を投資してきました。投資した企業は世界各地に及び、各段階のベンチャーや企業を横断しているだけではなく、異なる産業の様々な可能性をも集めて、技術型ベンチャー投資にとって得難い新局面を切り開いてきました。そして全てが独特な優勢である、数十年で蓄積した技術の深さと全世界に配置する資源の広さを擁しています。
技術の深さ
工業技術研究院(ITRI)は6000名を超える技術専門家を擁し、24000名の各業界の研究院出身者とで、機械化、先進材料、バイオテクノロジー及びその他ハイテク分野で有す特許が実に25000項目以上になります。従って、ITRIとITICの相乗効果で、ほかのベンチャー投資では努力しても及ばない高さを育て上げました。そして科学技術に対する深い理解と十分な掌握は、私たちが投資標的を探し出して深度調査を行う、或いはベンチャー企業に協力して技術的突破を図る際に限らず、全てに絶対的な優勢をもたらすことができます。
資源の広さ
40年来、私たちは全世界パートナーのネットワーク構築に成功し、私たちの投資が成功した業界のリーダーを連結しました。例えば、晶元電(EPISTAR)、友達(AUO)、聯電(UMC)、盟立自動化(MIRLE)や数多くの世界レベル製造業者です。また同時にその他の投資巨頭、例えば三菱UFJ銀行などとも共同投資を行っています。このような資源ネットワークは何もかも全て揃っていると言え、ITICにベンチャーグループが必要とする全ての資源、サポート、そして実質的な指導を提供させるため、大部分のベンチャー投資には望めないバックグラウンドでもあります。
共同基金
自身の基金のほかに、私たちは提携パートナーとプライベート或いは公開基金も管理していて、異なる方向面に対して私たちの技術や資源を提供し、各基金の投資戦略や投資ポイントを達成しています。
台日基金
台日基金は2011年に成立した、台日産業の提携とビジネス投資効果を促進す基金です。ITICと日本の三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJキャピタル株式会社(MUCAP)が共同で募集、投資並びに管理しています。1号基金が成功した提携経験の下で、2015年11月に台日2号基金、2021年12月に台日3号基金が成立しました。投資あるいは協業を求めている台湾と日本の企業、あるいは台湾と日本を関連するポテンシャル企業をサポートしています。
デジタル経済基金
文字通り、この基金の投資ポイントは新興デジタル技術とトレンド変化で、人工知能からデータ応用、ブロックチェーン、物のインターネット等まで、異なる産業にレベルアップや転換をもたらすデジタル技術に不足資金を補います。この合資基金は工研院、資策会、及びITICがそれぞれ得意な研究開発能力に善用され、8000名以上の専門家を結合して、転覆的変革をもたらすデジタル技術育成に尽力します。
工研院群英基金
ITICは長きに渡って工研院と密接な提携関係にあり、工研院はまた民間に強大な研究院出身者のネットワークを擁しています。それには24000名あまりの専門家、140名あまりの企業CEO、投資者、顧問リーダーが含まれます。群英基金の成立目的はITICと工研院の提携様式を工研院出身者のネットワークにも延長させて、その多元且つ膨大なエネルギーを整合し、投資案のソースを増加するだけでなく、被投資会社に豊富な資源をもたらすことにもあります。
ITICが受託管理する公共基金
ITICは鑑定評価を受けた後、別途政府が委託管理する中小企業(経済部中小企業処)、文化創意基金(文化部)、投資策略性製造業基金(経済部工業局)等3種類の基金に参与していて、それぞれ異なる分野に焦点を当てています。
成立年度 | 1979 年 |
総拠点 | 台湾 |